Life in Tokyo: Hotel Rwanda 『ホテルルワンダ』 Life in Tokyo

Life in Tokyo

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2006-04-15

Hotel Rwanda 『ホテルルワンダ』


ホテルルワンダ。グッドフライデーについに見てきました。

放っておけば殺されるに違いないツチ族の隣人、避難民に孤児達1200人をホテルにかくまい助けたミル・コリンホテルの支配人Paul Rusesabagina(ポール・ルセサバギナ)。すばらしい感動作でした。でも見終わった後の感想は感動というよりとても重いものでした…

94年。フツ族政府軍とツチ族RPFの民族間における武力紛争。ジェノサイドによる大量虐殺。2ヶ月で100万人ものツチ族が殺された。

ニュースは知っていました。でも遠い目から (ああ、怖いなあ、かわいそうだなあ)程度の知識。そのときの私は何をするでもなく傍観者として見ていただけ。
そう、大虐殺の場面を取り世界に流したカメラマン(ホアキン・フェニックス)が言った言葉のように。
「世界の人々はあの映像を見て──“怖いね”と言うだけでディナーを続ける。」

ポール役のドン・チードルがものすごくよかった。『クラッシュでもいい味を出しています。『クラッシュ』もたくさんの登場人物の中で沸き起こる民族間の複雑に入り組んだ感情を表現した映画。これもものすごく考えさせられる内容です。

『ホテルルワンダ』は日本で配給会社がつかず、公開は
「ホテルルワンダ日本公開を応援する会」
が集めた署名によって実現したそうです。いまや1月の公開から3ヶ月以上のロングランです。応援する会の方々の努力により見ることが出来たことに感謝したいです。

日本は単一民族と言うと語弊がありますが、日本で民族紛争や殺し合いなどは常識的には考えられないでしょう。でも世界のどこかで今もなお紛争や戦争、飢餓や災害が起こっているのも事実だし、いつ自分の身に災いがふりかかるやも知れません。豊かな日本でも世界のためにできることがあるはず。ということを改めて感じさせられた作品でした。

最後に
NPO法人ピースビルダーズのシンポジウムで初来日した映画の主人公のポール・ルセサバギナ氏が「今私たち日本人は何ができると思うか?」という質問に対する答えが印象的。

ルセサバギナ:日本政府が多くの援助をしてくれているが金は独裁者を守るための武器などに使われてしまう。だからNGOなどを通じて、人々を援助するのがいい。アフリカは国民に対する支援、独裁者と戦うための支援を必要としている。 過去、多くの人々が反アパルトヘイトということでデモにたち、アパルトヘイトはなくなった。私が皆さんに伝えたいのは、この「ホテル・ルワンダ」を通じて、そうしたように変えていってほしい、ということ。あなた方が本当に望めば、一人ひとりが時代を変えていける。


氏のコメントの冒頭部に関してはルワンダ政府の方からの批判などもあったようですが、大切な部分は「あなた方が本当に望めば、一人ひとりが時代を変えていける。」というところ。これは私のいまやっているボランティアの活動&ボラ仲間で話していることとリンクする部分がありとても共感しました。

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