Life in Tokyo: Roy Hargrove Quintet 2009@Blue Note(6/25) Life in Tokyo

Life in Tokyo

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2009-06-27

Roy Hargrove Quintet 2009@Blue Note(6/25)


ROY HARGROVE QUINTET-ロイ・ハーグローヴ・クインテット
またまたロイのライブレポート。
ブルーノート最終日のセカンドに行って参りました。
今回は去年に続き1人で。1人だからうまいことどこでも紛れ込めると鷹をくくって余裕で行ったら、席はちょっと左寄りの中央後ろのお隣のテーブルが近い狭い場所に潜り込みました。あとで後ろを見たら満席立ち見状態!!最終日最終公演だったしね。これは予約がなんとか通ってよかった、と思ったのでした。

開演は10分から15分遅れで10時近い時間でした。
I'M NOT SO SURE から始まり、会場は大歓声の大盛り上がり!!!今日は何曲やるか、何をやるかを全部覚えてよう、と思ったのですが、興奮のあまり全曲は忘れちゃった。2曲目はジャスティンのサックスがしっぽり冴える曲。あとで調べたらAFTER THE MORNING というJohn Hicksのピアノソロの曲でした。私の中ではなんか霧がかった石畳の上を馬車が通るヨーロッパの道を思い浮かべる美しい曲でした。曲名は「AFTER THE RAIN」がしっくり来る勝手なイメージ。
これは横浜ではやらなかった曲で、ジャスティンがリード、ロイがそれに追随するような形でとても美しく、本当に気に入ったので早速i-tuneでJohn Hicksのピアノ版をお買い物をしてしまった。いつかロイのアルバムに入るとよいな。

赤い水玉の蝶ネクタイとスーツできめたロイはなんだかミニーマウスみたいでかっこいいんだけどかわいかったw 
唇は相変わらずセクスイ。横浜もさいこーだったけど、多分日本の時差に慣れてきてたんだろうな、ブルーノートのロイはもっと冴えていて、音も"ぴっきーん"という感じ。ハイノートの時の水しぶきも見えて本当に気持ちいいライブでした。
終わり2曲は横浜と逆さで、STRASBURG / ST. DENIS をアンコール前のラストの曲。割れんばかりの拍手で再登場したあとのアンコール曲にBRING IT ON HOME TO ME
またも私の大好きな2曲をワンツーで決めてくれました。しかも、しかも、BRING IT ON HOME TO MEにはなんと会場に遊びにきていたRAPHAEL SAADIQさんが飛び入り参加で、ロイとともに歌ってくれたのでした。歌詞を聞いてみたい、と先日書いたけど早速実現したわけで、即興なのにさすが!とてもすばらしかった。ラファエル・サディークさんはロイのあとブルーノート公演で、ロイが彼のライブも来ないと!みたいに紹介してくれてました。これは要チェック!

帰りしに、ソイルの社長とタブさんに入り口近くでお会いしました。音楽のお仲間と来られていたみたい!私の大好きな2大スターバンド。いつかセッションとかしないかな。

ジャス氏にちょこっとだけ楽屋に入れてもらって今後の日程を伺いました。
26日は朝6時起きでパリに。翌日からライブであとはずーっとツアーの超ハードスケジュール。8月にNYに戻るみたいね。今年はエディンバラjazzフェスにも出るみたいです!うー行きたい!













アルバムはこないだモン氏に聞いたら7月って言ってたけど、ロイ曰く8月発売とのこと。まあ近々発売は間違い無し!ビッグバンドでの初アルバムだからめちゃめちゃ楽しみ。これもいい加減だけどジャス氏曰く、1年もしないうちにビッグバンドで帰ってくるかも、だそうです。
新アルバム名はEmergenceだって!ググったら情報がもう出てた!
しかも内容がすごいのです!ロイが好きと言われているMy Funny ValentineやSeptember In The Rain, Roy Allen, ライブでおなじみのMambo for RoyやLa Puertaなど、今まで出してるCDに入っている曲がたくさん入ってて、これをビッグバンドで奏でるとどうなるのか(去年・一昨年とライブで聞いてはいるものの)とーっても楽しみ!♪ メンバーは結構おなじみの人たちで構成されている模様。予約せねばね。

Roy Hargrove((tp,flgh) Frank Greene(tp) Greg Gisbert(tp) Darren Barrett(tp) Ambrose Akinmisure(tp) Jason Jackson(tb) Vincent Chandler(tb) Saunders Sermons(tb) Max Siegel(b-tb) Bruce Williams(as,fl) Justin Robinson(as,fl) Norbert Stachel(ts,fl) Keith Loftis(ts,fl) Jason Marshall(bs,fl) Gerald Clayton(p) Danton Boller(b) Saul Rubin(g) Montez Coleman(ds) Roland Guerrero(perc) Roberta Gambarini(vo)

(収録予定曲)1.Verlera 2.Ms Garvey, Ms Garvey 3.My Funny Valentine 4.Mambo for Roy 5.Requiem 6.September In The Rain 7.Everytime We Say Goodbye 8.La Puerta from Emergence 9.Roy Allen 10.Tschpiso 11.Trust (EMARCY/EU)


R.I.P. - Michael Jackson
King of Popのマイケル・ジャクソンが亡くなってしまいました。大大大ファンではなかったけど私が洋楽にはまった頃の全盛の人で、音楽の才能は言わずもがな、エンターテイナーという面で音楽のジャンルを超えて世界中に与える影響が大きかった人なだけに非常にショックで残念です。ご冥福をお祈りします。


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