Life in Tokyo: 地球温暖化 Life in Tokyo

Life in Tokyo

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2006-02-19

地球温暖化

NHKスペシャル「気候大異変 環境の崩壊が止まらない」を見て愕然としました。
http://www.nhk.or.jp/special/

そもそもこの番組があるのを知ったのはMixiの星野道夫さんのコミュニティから。MixiではトランペットもBloggerのことも色々勉強させてもらって大感謝。

星野さんが始めてアラスカを訪れ暮らしたシシュマレフ島が地球温暖化の影響で氷が減少、その結果、浸食により海岸が後退し、島民が住みかを追われているというのです。

シシュマレフ島は全長約5キロの細長い小さな島。イヌピアックと呼ばれる先住エスキモー600人が暮らしています。その全員が2009年までに島から移動を強いられているというのです。

星野さんがシシュマレフにはじめて訪れたのは1971年。著書によると81年に再度島を訪れています。(赤ん坊だった女の子が大きくなっていたため)「10年という歳月を感じた。けれども、少し建物が増えたほかは、村はほとんど昔のままだ。のんびりとした海岸エスキモーの村、シシュマレフはほとんど変わっていない」、「10年ぶりのシシュマレフ村。これからどんなに変わってゆくのだろうか。いつかジョンボーイが大人になったとき、かつてクリフォードと行ったようなすばらしい狩猟の旅が一緒にできるだろうか」(『アラスカ 光と風』より)

星野さんが愛したアラスカ、そしてシシュマレフ島。少なくとも70年代から80年代にかけてはそれほど影響はなかったのでしょう。今回の番組によると、シシュマレフの浸食は、90年代頃から激しくなり、この10年間にひどいところでは6メートルも海岸が後退したそうです。島の存続の危機…星野さんが生きていらっしゃったらどんなに悲しまれることでしょう。

浸食はシシュマレフだけの問題ではありません。アラスカ全土で100以上の島が影響を受けるといいます。また、世界では、キリバス、ツバル、モルディブなどは国そのものが失われる可能性があるといいます。

また、南米のアマゾンは2100年までに2/3が砂漠になり、温暖化は更に加速、深刻な水不足と食糧危機が起こり、アフリカは飢餓人口が5400万人増加するといいます。日本も気温の上昇により農業体系が変わり、食糧生産量が減る。そしてデング熱など熱帯地方の感染症が発祥する恐れがあるといいます。今回の番組では触れなかったけど、海岸沿いの都市では浸食もあるでしょう。

上記のような恐れが現実にならないために、EUは2050年までに温室効果ガス(二酸化炭素(CO2)、一酸化二窒素(N2O)、メタン(CH4)、六フッ化硫黄(SF6)など)の50%の削減を提唱しました。でも京都議定書で定められている最低5%が守られていないのに、どうやって?アメリカは京都議定書すら離脱しています。

これは政府や企業だけの問題じゃないですよね。企業は環境にやさしいものや太陽光発電などの技術開発を行っていますが、世界中の人々、われわれ一人一人が今できることからもっともっとやっていかなければいけませんね。去年日本政府が率先して行ったクールビズじゃないけど、冷暖房の温度を1℃我慢する(寒ければ着る、暑ければ脱いで我慢!)。流行の最先端NYでは、オフィスや室内は、冬でもノースリーブですごせるほど暖かいそうです。ファッションを見せびらかしたいからだそう。それ是非やめてください。それから、使っていないところの電気は電源から切る、リサイクルを率先するなどなど、民間の人たちの小さな努力が大きく変わってくると思います。


何とかシシュマレフ島や他の島々が無くならないような協力をしたいと思います。

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1 Comments:

  • そうです、その通りです。なんとか素敵な地球をこのままの(出来ればもう少しだけ元通りにして)姿で後世に残したいですね。以前スペインかポルトガルに移住しようと思って色々な資料を読んでたら、次の様な意味の話が書いてありました。「スペインのその家を訪ねたら、夜なので通りが暗いのはわかるけれど、そのアパートの入り口のエレベータ乗り場さえ薄暗い状態なのだ。エレベータの手前に灯りのスイッチがあってそれを押すと少し明るくなってやっとエレベータに乗れる位だけ明るくなる。でも押して少しすると灯りは消えてしまう。だからエレベータが降りてくるまで待ってもう一度押す。やっとエレベータに乗って友人の部屋に着きエレベータホールの暗さに文句を言うと、友人いわく「だって少しの間だけ我慢すれば済む事だろう。僕たちは原子力発電に反対なのだ。だから限りある電力をその範囲内で使うには、僕たち皆が少しずつ我慢すれば環境を汚すことの少ない火力水力発電だけでやっていけるのだから」」  この話を聞いて、僕たちはいつ頃から我慢をしなくなったのだろうか?と思ってしまいました。かく言う僕も我慢をしなくなった一人なので偉そうな事は言えないのですが・・・
    それと2日程前に、地球の人口が65億人を突破したという記事がでていました。この間まで64億人だと思っていたのですが・・・で、2050年には90億人になるそうです。この人口の急増も地球の温暖化回避には困難な障害になりそうですね。自然は自己正常化機能を持っていると思えるのですが、(例えば山火事はその典型例です。山火事は人災でない限り消さない方が自然にとっては良いのだそうです。自然の新陳代謝らしくて、一度古いものを燃やして新しい芽を出した方が自然は活性化するそうです)この人口増に対して自然が自己正常化機能を使わないでくれると人類にとっては助かるのですが・・・

    By Anonymous aucklander, at 28/2/06 22:48  

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