Life in Tokyo: 坂本達さんの『やった。』と『ほった。』 Life in Tokyo

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2006-04-29

坂本達さんの『やった。』と『ほった。』

4年3ヶ月も有休休暇を取り自転車で世界を走り続けた坂本さん。坂本さんとは仕事の関係で少しだけ面識があるのですが、今回2冊目の『ほった。』を読ませていただく機会をいただきました。

私は本を一気に読むときは、外出してカフェや図書館などで読むことが多いのですが今回も近所のカプチーノをお代わりし放題の某カフェにて。

『やった。』も相当感動しましたが、『ほった。』も読みながら人目もはばからず感動して泣いてしまいました。お代わりを入れにきてくれたウェイトレスさん、驚いただろうなぁ!
『ほった。』は坂本さんが世界一周をした際にマラリアと赤痢にかかったときに命を助けられたギニアのお医者さん、それから村人に恩返しをこめて井戸を掘る話。『やった。』の印税全てを世界一周の時にお世話になった人たちにお返ししようと決めた坂本さんもすごいけど、井戸管理委員会を地元の人に委ねるというその人間関係の構築もすばらしい。よく日本や海外からもボランティア団体や企業が現地で井戸掘り活動とか支援をやってるけど、一番大変なのは現地の住人が自分達でやるという自発的な意識をもってもらうということだと言います。援助で人任せになったり、外国からきて勝手に何かやってるみたいな雰囲気にならないようにということ。

ギニアと日本との何度にもわたる行き来、現地の信頼のおけるご友人あってのことだと思いますが、たった一人でやろうというその行動力!坂本さんはいつも「1人じゃない、みんな=ミキハウスの同僚、本を買ってくれた人やサポート企業に後押しされている」
と言われますが、でも本当にすばらしい!読み終わったときは本当に前向きになれる本!

坂本さんにはいつも"夢は追いつづければ実現する"ということを思い出させていただいています。それから
地球上に住む全ての人類、動物、植物に対して感謝するっていう気持ちを思い出させてもらっています。
人生
人と比べて焦ったり、イライラしたり落ち込んだりっていろいろあるけど、そんなときは自分が周りが見えていないとき。大きーく広ーい目で冷静になってみると案外悩んでることってしょーもなかったりバカバカしかったりするもの。

私は世界のほんのひとかけらの国しか行ったことは無いけど、いつか世界一周したいなぁ。

小さな協力だけど『ほった。』買わせていただきます~!m(_ _)m

http://www.kikimimi.net/tatsu/



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