全研
週末、全研、開発教育の全国大会に参加してきました。今関わっている開発教育の勉強にもなったし、同じ志を持った人々と出会う事ができ良かったと思います。さすが全国大会、日本全国から教員、NGO関係者など熱心な方々がたくさんいらっしゃいました。教育環境が悪くなったとか色々たたかれているけど、まだまだ全国には素晴らしい教職員の方々もいらっしゃいます。
昨日は小豆島のESDのワークショップに参加。今回のワークショップで初めてESDという言葉を知りました。ここの取り組みはすごいなと感心しました。ESD=Education for Sustainable Development=持続可能な地域開発のための教育という難しいネーミングですが、要はその地域を盛り上げる活動です。中心になってやられている方々はやはり小豆島に愛着と誇りをもってやられています。
私はプロフィールに紹介している通り、残念ながら今まで一つの地域に長くいたことがありません。特に大学以降の拠点は目まぐるしく変わり、社会人となり責任を持つべき年齢になってからも地域のための活動というのは(多分すぐ引っ越すし)というのを口実にあまり参加してきませんでした。転勤の多い日本の社会だと私のような人も少なくないのでは。
でも私も今暮らしている町の住人。特に今この町のことは大好きだし、もっと盛り上げていきたいと思っているし、コミュニティの中のたてのつながり(お年よりと子供の関係とか)、それからコミュニティの中だけではなく、区や都として、それから日本、強いては地球規模の環境の問題などにも取り組んで行かなければならないと思います。あらいけない、ついついまじめ口調。
小豆島はその点すごくて、特に代表者の人柄が素晴らしく、まじめ一辺倒ではなく、遊び心を持ちながら、盛り上げながら地域を活性化しようという試みが色々あり、その行動力に感服しました。
ワークの中に、今住んでいる町のいいところを7つあげましょう、というのがありました。あと、反対に悪いところを3つも。
こういう風に思い起こしてみて、改めて町のことを考えたり、今まで住んできた町のことも思い起こしたりする時間がとても大切だな~、と感じた1日でした。
参加者は、学生から退職された年代まで様々。小中学校の教員、大学教授、NGO、NPOの職員、ボランティア、学生まで職業も様々。
ワークの進め方や教材の内容はもちろんだけど、この会で一番学んだのは気持ちの持ち方。
とにかくみんな考え方がポジティブ。
「2日間疲れたな」じゃなくて、「2日間長かったけど、同じこころざしを持った人々と意見の交換もでき勉強にもなって良かったな」。
意見が割れて批判、批評を浴びても「ああ、この人たちは私と考え方が違う、いやだな」じゃなくて、「世の中には色々な意見があるなあ。批判されるということは注目されているということ。これを糧に次も頑張ろう」というように。
2日間という長丁場で疲れたけど、疲れ以上に勇気というか元気をもらえた感じ。
http://www.dear.or.jp/
http://homepage3.nifty.com/maekka/
昨日は小豆島のESDのワークショップに参加。今回のワークショップで初めてESDという言葉を知りました。ここの取り組みはすごいなと感心しました。ESD=Education for Sustainable Development=持続可能な地域開発のための教育という難しいネーミングですが、要はその地域を盛り上げる活動です。中心になってやられている方々はやはり小豆島に愛着と誇りをもってやられています。
私はプロフィールに紹介している通り、残念ながら今まで一つの地域に長くいたことがありません。特に大学以降の拠点は目まぐるしく変わり、社会人となり責任を持つべき年齢になってからも地域のための活動というのは(多分すぐ引っ越すし)というのを口実にあまり参加してきませんでした。転勤の多い日本の社会だと私のような人も少なくないのでは。
でも私も今暮らしている町の住人。特に今この町のことは大好きだし、もっと盛り上げていきたいと思っているし、コミュニティの中のたてのつながり(お年よりと子供の関係とか)、それからコミュニティの中だけではなく、区や都として、それから日本、強いては地球規模の環境の問題などにも取り組んで行かなければならないと思います。あらいけない、ついついまじめ口調。
小豆島はその点すごくて、特に代表者の人柄が素晴らしく、まじめ一辺倒ではなく、遊び心を持ちながら、盛り上げながら地域を活性化しようという試みが色々あり、その行動力に感服しました。
ワークの中に、今住んでいる町のいいところを7つあげましょう、というのがありました。あと、反対に悪いところを3つも。
こういう風に思い起こしてみて、改めて町のことを考えたり、今まで住んできた町のことも思い起こしたりする時間がとても大切だな~、と感じた1日でした。
参加者は、学生から退職された年代まで様々。小中学校の教員、大学教授、NGO、NPOの職員、ボランティア、学生まで職業も様々。
ワークの進め方や教材の内容はもちろんだけど、この会で一番学んだのは気持ちの持ち方。
とにかくみんな考え方がポジティブ。
「2日間疲れたな」じゃなくて、「2日間長かったけど、同じこころざしを持った人々と意見の交換もでき勉強にもなって良かったな」。
意見が割れて批判、批評を浴びても「ああ、この人たちは私と考え方が違う、いやだな」じゃなくて、「世の中には色々な意見があるなあ。批判されるということは注目されているということ。これを糧に次も頑張ろう」というように。
2日間という長丁場で疲れたけど、疲れ以上に勇気というか元気をもらえた感じ。
http://www.dear.or.jp/
http://homepage3.nifty.com/maekka/
ラベル: ボランティア・フェアトレード
2 Comments:
aucklanderです。
良い会合に出席された様ですね。この様に同じ生活基盤を「コミュニティー」として捉え、みんながそのコミュニティーの一員であると感じ活動しているのは素晴らしいですね。そして一員である限りは、どの様にして良くしていこうか?という建設的な考えをそれぞれが持っておられるのは又素晴らしいですね。自分たちの町であり自分たちの郷土ですね。 私も長い間東京でサラリーマンをしてましたが、東京のサラリーマンは「会社」がコミュニティーになってしまって、自分たちの町という思いは私を含めて多くの人が持ってないですね。 会社をひとつのコミュニティーとして見た場合、最も重要な物が欠けています。(だからコミュニティーにはならないのですが)それは、ダイバーシティーです。多様性とでも言いましょうか。ひとつの社会であるからには、年齢(年寄りから子供まで)、性別の違い、職業の違い、貧富の差、受けてきた教育の違い、それによる思考・意識・行動形態の違い等々、色んな違いが多様性として実在していなくてはならないと思います。この多様性こそが画一性に勝る強靭で柔軟な思考と行動を生育するのだと思います。どの地域社会を取っても、この多様性に溢れています。そしてこの多様性を「コミュニティー」というひとつの共通意識で束ねることができると、素晴らしい活動ができるのでしょうね。まとめるのはかなり大変でしょうが。
By 匿名, at 17/8/06 12:10
aucklanderです。良い会合に出席されましたね。この「コミュニティー」という考え方、見方が素晴らしいですね。同じ生活基盤としての町をコミュニティーとし、みんながその参加一員であると認識し、みんなで町を良くしていこうと努力する姿は感動ですね。わたしは東京で長くサラリーマンをやってましたのが、東京のサラリーマンは住んでいる町ではなく会社をコミュニティーの様に考えている人が私を含めて多いですね。会社には、コミュニティーに必要なダイバーシティー(多様性、つまり年齢の違い(子供から年寄りまでの層)、職種の違い、性別の違い、教育の違い、それによる思考・行動形態の違い)がないからコミュニティーにはなりえないのですが。多様性は画一性に勝る強靭で打たれ強い性格を持っています。これらの多様性に溢れた人々が、ひとつの「町」という方向性に向かって頑張るっていうのは、大変でしょうが凄いですね。パチパチパチ(拍手)です。
By 匿名, at 18/8/06 06:21
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