Life in Tokyo: どれがロイか分かる? @Dizzy's Business Life in Tokyo

Life in Tokyo

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2009-07-05

どれがロイか分かる? @Dizzy's Business

こないだ図書館に行ってプラプラCDコーナーを見ていたら、Dizzy's BusinessというCDを見つけました。お?!っと予感がして取り出して見たら
with Special guest trumpeter Roy Hargrove
とあるではないか!

ガレスピーと言えば、私がトランペットの先生に絶対やってはいけないと言われたカエルみたいな空気を入れた頬と、曲がったペットで有名!「ああいう吹き方もあるけどね、あの人だからいいのです」と言われたのです、初期の頃。

CDの帯を見ると彼の音楽はガレスピー亡き後、後継に見事に引き継がれているとのこと。
早速聞いてみました。


参加メンバー詳細を見ずに聞いたのだけど、
1曲目、むむ、違う
2曲目、むむむ
3曲目、おおロイのエッセンス!
トランペットソロの部分は曲によりランディ・ブレッカーだったりClaudio Roditiだったりするのだけど、ロイが吹いているのとは若干違う。特徴としては、ロイの音は尖ってなくて優しい旋律なのです。ランディブレッカーももの凄く素晴らしいけど、ロイはなんでしょう、空気の発散が違うというか、とにかくハイノートでも尖ってなくてキンキンしていなくて滑らかで心地いい感じ。きっと人それぞれ好みがあるのであくまで私見ですが。
ということで3曲目と6曲目にロイが参加しているのだけど、なんとなーく聞き耳ができるようになっている自分にちょっとびっくり。プロの人には当たり前かもだけどね。

参加メンバーはこんなに!以前ロイが何度か競演してTokyo Sessionsでcdも出しているAntonio Hart(as), ロイのビッグバンドでもおなじみのJason Jackson(tb),等など。あと、ロイと同じスペシャルゲスト扱いで、Roberta Gambariniが参加。美しい歌声を披露しています。あとクレジットはされていなかったけど(as)でJustin Robinsonもビッグバンドメンバーでいるみたい。写真にはばっちり写ってたので♪

James Moody – Tenor Saxophone, Flute, Vocals
Jimmy Heath – Tenor Saxophone
Frank Wess – Alto Saxophone, Flute
Antonio Hart – Alto Saxophone, Flute
Gary Smulyan – Baritone Saxophone
Frank Greene – Lead Trumpet
Greg Gisbert – Trumpet
Randy Brecker – Trumpet
Claudio Roditi – Trumpet, Percussion
Jason Jackson – Lead Trombone
Steve Davis – Trombone
Jay Ashby – Trombone, Percussion
Douglas Purviance – Bass Trombone
Mulgrew Miller – Piano
Marty Ashby – Guitar
John Lee – Bass/ Executive Director
Dennis Mackrel – Drums


収録は2005年。収録曲;
1. Dizzy's Business
2. Con Alma
3. Blue 'N Boogie
4. I Mean You
5. Without You - No Me (To Dizzy)
6. Hot House
7. Stardust
8. Tour de Force
9. Moody's Groove
10. Morning of the Carnival
11. Off Minor


どれもこれもビッグバンドで迫力満点のいいCDでした。


あ、こないだのブルーノートのロイとラファエル・サディークの競演映像がブルーノートHPで公開されてました。
改めて見てもすごいよかったなあ!サディーク氏ってこんなすごい人だったのか。単独は初来日だったみたいだし一日都合つけて見に行けばよかったなあ〜。

☆ パフォーマンス(P)映像 : ROY HARGROVE with RAPHAEL SAADIQ
http://www.bluenote.co.jp/jp/movie/roy_hargrove/

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