Life in Tokyo: ダ・ヴィンチ・コードは盗作? Life in Tokyo

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2006-03-01

ダ・ヴィンチ・コードは盗作?

ブームに乗っかり最速で読んだ『The Da Vinci Code 』。映画も楽しみにしておりました。ところが!

Michael Baigent氏とRichard Leigh氏というお二方により、『ダ・ヴィンチ・コード』の出版元ランダムハウスがロンドンで訴えられています。 両氏とHenry Lincoln氏の3人は1982年に"The Holy Blood and the Holy Grail"という著書を出版。
ダン・ブラウン著の『ダ・ヴィンチ・コード』は彼らの著書の盗作だと言うのです。二人は昨年訴えを起こし、その裁判がついに2月27日に始まったようです。

では提訴の内容とは…

(注)ここから先は本&映画のネタバレあり

「イエス・キリストはマグダラのマリアと結婚し1児を設けた。その血筋は今もなお(フランスで)生き続けているがカトリック教会はその事実を否定、血族はテンプル騎士団など秘密結社により隠されてきた」というもの。

彼らは『ダヴィンチコード』は、"The Holy Blood and the Holy Grail"を「参考」にしただけではなく、骨格をそのまま「盗用」していると言っています。

提訴はランダムハウスに向けてであり、著者のダン・ブラウンは重要証人として法廷で弁護に回ることになりそうですが、二人が勝訴すれば、5月に公開予定の映画の公開延長又は中止、それから今後の『ダ・ヴィンチ・コード』の著書や映画の売上のシェアも手にすることになるかも知れません。
もちろん出版社側は「『ダヴィンチコード』はたくさんのソースを元に描かれている」と反論しています。


もう一つ驚くべき事実が!??これを読んだときは、「Michael Baigent氏とRichard Leigh氏の訴えって実はうそで番宣なんじゃないの~?」と思わず疑ってしまうほどの衝撃でしたが、ダヴィンチコードの重要な登場人物リー・ティービング、彼の名前を英語で書くと

Leigh Teabing 

ですよね、ですよね?

LeighはなんとRichard Leigh氏の名字と同じ。

そしてTeabingはなんと!!!!

思い出してください。小説の中で重要な手がかりとなるアナグラム

Michael Baigent氏の名字のBaigentを並べ替えると….!!!! そう、提訴している二人の名前の合作がリー・ティービングになります。うぁーこわ!

ソニエール館長の名前も実は曰く付きみたいですし、ダン・ブラウンは相当練りに練ってますね~。
審理は2週間ほど続くそうで判決には時間がかかりそうですがこの裁判、しばらく波紋を呼びそうです。

"The Holy Blood and the Holy Grail"にはその他、シオン修道会、聖杯の秘密、カタリ派とアルビ十字軍など異端とされてきたような集団などのことも多く書かれているそうです。ダン・ブラウン氏が盗作はしていないにしろ、この本を読み参考にしたことは間違いなさそうですね。

それにしても、ダン・ブラウン氏は結構メディアに露出しているので顔は知ってたけど、提訴している二人、特にリー氏は映画のティービング役のサー・イアン・マッケランも顔負けの少し怪しい役者みたいですねー。(役者だったりして)
http://www.timesonline.co.uk/article/0,,200-2060941,00.html

ちなみに"The Holy Blood and the Holy Grail"の3人目の著者Henry Lincolnさんは病気療養中のため今回の訴えのメンバーには入っていないそうです。

最後に。うちの社長さんは敬虔なカトリック教徒。「ダヴィンチコードはラビッシュ(ゴミ)」と言っておったそうです。確かにかなり過激な内容ですし、宗教を信仰している人との話題には持ち上げないほうがいいかもしれませんね~。

source:
http://books.guardian.co.uk/danbrown/story/0,,1720201,00.html
http://scotlandonsunday.scotsman.com/entertainment.cfm?id=295432006

おまけ

映画の配役を見ましたが、私の感想:(映画を見てからこれがどう変わるか!こうご期待!)
トム・ハンクス (ロバート・ラングドン) 教授っていう感じ、トムならできるはず!
オドレイ・トトゥ(ソフィー・ヌヴー) 私の中では金髪だったんだけどつるぴきさんにキリストの末えいなら黒髪でしょって言われて納得。
イアン・マッケラン(リー・ティービング) ガンダルフ・ザ・グレイの印象が!!!サーですからね!
ジャン・レノ(ベズ・ファーシュ) イメージはルパン3世のとっつあんだったんだけどな。ジャンでもいいや。
ポール・ベタニー(シラス)◎◎ 白いとことかほおがこけてそうなとことかイメージはぴったり!

ついに!ダヴィンチコード 裁判決着(4月17日の日記)

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1 Comments:

  • このブログを読ませていただいてから4ケ月たちました。やっと6月になって、本を読みそして映画を見ました。(本)これは面白かったですね。日本人には余りなじみにないキリスト教の、生い立ちやその後の経緯といった知識欲が十分に満たされる作品でした。久しぶりに面白い本に出合えたと思いました。神話・歴史では、征服民族と被征服民族がこのような形で描かれるのか、という世界中に共通の描かれ方を「なるほど」といううなづきと共に理解できました。(映画)最初は本との違い、省略が気になりましたが、途中から映画としては「独立」してるのだと思えるようになりました。そしてそれはそれで面白いと思えましたね。ただ結末がちょっと違いますが、それも映画の結末としては良かったのではと感じました。ただ最初から本を読まずに映画を見ると、殆ど理解できないのでは?と強く思います。だって前提であるキリスト教にまつわる知識が乏しいのですから。

    ダビンチ・コードの前に出された「悪魔と天使」も読みました。これも面白かったですね。特にクライマックスに出される「声明」のところでは、キリスト教云々ではなく、「信仰というものはこういうものなんだ」という感動さえ得ました。ダビンチコードが宝探し的な側面が強いのに較べると、こちらは設定自体は荒唐無稽の感はあるものの、はるかに強い息吹を感じました。

    By Anonymous Aucklander, at 27/6/06 21:08  

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