Life in Tokyo: 3月 2013 Life in Tokyo

Life in Tokyo

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2013-03-10

ロイコレクション

部屋のお片付けついでに、ちょっとコレクションを見てみましたら、チラシはほぼ毎年の来日分永久保存に、サインも結構もらっておる。予備用にと数枚もらう年も多い中、なぜか、2006年のNYと、2008年のBigband、それに2005年だっけ、東京ジャズフェスに来たときのハービーとの幻のセッションもない(涙)

デジタルな時代でも、好きな人の音はCDで持っておきたい派。
その他のミュージシャンのコレクションまた次のお片付けのときに。

2003年











↑一目惚れじゃない、一聴き惚れのドレッド時代のRoy。偶然持ってたPchanにもらったまだ紙ペラ、ミュージックチャージも東京にしては安い時代。

2007年

↑黒いところにサインをしてもらった。黒ペンでも黒いところをあえて選ぶ美意識!

2008年

2009年











↑この年はスペースが白かった分セーフ!

2010年

 2011年

2012年

2013年

CDs















順に、
Roy Hargrove-The Vibe@1992
Roy Hargrove&Antonio Hart-The Tokyo Sessions@1992
Roy Hargrove-Approaching Standards@1994
Roy Hargrove-With The Tenors Of Our Time@1994
Roy Hargrove-The Collected@1996
Roy Hargrove's Crisol-Habana@1997
Roy Hargrove presents The RH Factor-Hard Groove@2003
The RH Factor-Strength@2004
The RH Factor-Distractions@2006
Roy Hargrove-Nothing Serious@2006
Roy Hargrove Quintet-Earfood@2008 バンドメンバーはちょーフレンドリー、しかしRoyは機嫌悪そうにぽいっとくれて、あとからカタカナでロイと書いてくれたことに気づいたw なんだ、クールな顔してお茶目なとこあるじゃない。
Roy Hargrove Big Band-Emergence@2009

このほか、Gilles Petersonの、BBC SessionsのDweleとのRed Clayもお気に入り。

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Roy Hargrove & his RH Factor Band

やっほー!

Roy Hargrove &his RH Factor Band
Bluenoteライブ、今年は、2/26-2/28の3日間。およそ10年ぶりのRHでのライブで、来日が発表になった2ヶ月前からとーっても楽しみにしていました。

ライブは、2日目の2/27の2ndと、2/28の1stに行ってきました。
昨年のRoyが元気が無かったので、体調はどうかな、と心配していましたが、1日目のTwitterのリアルタイム検索で皆さん絶賛されていたので、よっし!と、気合いを入れて、2/27はステージ右手側、2/28はステージ左側と場所を変えて見てきました。どちらも満席。売れ行きスピード的にゆっくりだったので余裕かと思ったのに、さすが。

ライブの感想は、とにかく涙出そうなくらい楽しかった。
10年前のドレッドのRoyを初めて見た時、震えた感じが蘇ってきました。
RH Factorの3枚のアルバムから、ファンキーでおしゃれでグルーヴィーな音がぎっしり。スピード感抜群。アルトもバリトンものりのり。NYのJazz Gallery、それにBluenote TokyoにBig Bandで来ていたビッグなお兄さんでした。近くの席の人が超興奮していたbassのLennyも超良かったし、キーボードのBobby Sparksもしびれたし、ドラムスのボーカルも良かった。じみー、でもI'll stayの時にようやく見せ場の来たTodd Parsnowも渋かった。そして、紅一点のRenee、Quiet Decemberという曲はしっとり素敵だったなー。あ、それと、Royの弟君(Brian Hargrove)もkeyboardで来ていて、なんかクリップみたいなのを頭に付けててかわいかった。Royが見守る感じでいいお兄ちゃんをしていました。

表現力が無くて、良かったとしか言えないのですが、とにかく良かった。10年前の歌を今聞いても全然色あせずかっこいいってすごいな。

エンターテインとしては、2/27。
2ndだったので、アンコールも入れて2時間近くの夢のような時間。アンコールは2曲Brand newと言っていましたが、ロイが"ぷっちゃはんざっぷ"(put your hands up)と言いながらロックのようなラップを演りました。お客さんもびっくり!Soil and Pimp SessionsのDeath Jazzの到来かと思うくらい驚き。RHのファンは若い人も多かったので、温かく見守り、そして最終的には盛り上がりましたが、あれは出すのでしょうか?笑
Royはといえば、普段MCそんなに入れないのに、トキオと叫んだり、東京は第二のふるさとって言ってくれたり、Bluenote Tokyoスタッフは素晴らしいといった感謝の意を述べるなどコンプリメントもあり、ブレイクダンスみたいなのを踊ってくれたり、Royもすごくノリノリ、ご機嫌でした。初日は恒例のおしゃれなRoyさんだったようですが、この日は、赤いパーカーにジャケット、白のパンツにナイキのハイカット、というカジュアルな感じで、おなかがぽっこり出てきたRoyはだるまさんのようでかわいかった。

音としては、2/28の1stは良かったな。プロのミュージシャンは、1stと2ndならどちらのほうが調子が良いのでしょう。1stはあっため感、2ndはお客さんも狙ってきているでしょうし、2ndのほうがノリノリなのか、プロなのだからどっちも同じ力の入れ具合なのか。それとも1stのほうが疲れていない分、好調なのか。
今回の2ステージでは、2/28、TrumpetとFlugelhornを自在に使い分け、セクシーなロイ(の音)が戻ってきた感じで好きでした。

いずれにしても、どちらも最高でした♥

私は、RH FactorをきっかけにRoy Hargroveにはまった口ですが、ここ最近はスタンダードジャズのロイが好きでしたが、でもやっぱり生演奏で踊れるって意味ではRHが群を抜いて楽しい。
今度は10年とおかず、またRHで戻ってきて欲しいなーと思います。

Royの後、3/4からは、Roberta Gambariniが、RoyのQuintetメンバーと来ていたので遊びに行きたかったのですが時間が無くていけず、春からまたたくさん良い人も来そうなので、楽しみです。

私の行ったセットリストも、多分初日に近い形。
Bluenoteから:
http://goo.gl/KfC7J


RH Factor in Japan 2013
バリトンはチラシとは違うドレッドのお兄さんが来ていました。


Roy Hargrove(tp,flh)
Bobby Sparks (key, org)
Renée Neufville (vo, key)
Jason Marshall(baritone saxphone)
Bruce Williams(alto saxphone&flute)
Brian Hargrove(key)
Todd Parsnow(g)
Lenny Stallworth(b)
Jason”JT”Thomas(ds)



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