児童労働反対世界デー2007 & Bobin Candle Night
今日はイベント2連ちゃん。
一つ目。
昨年に続き、国連大学大学で行われた児童労働反対デーにボラ仲間と一緒に参加してきました。http://stopchildlabour.jp/
今年のシンポジウムのスピーカーは、アフリカ児童政策フォーラム理事のベケレ氏と、北大教授で元朝日新聞でアフリカ特派員などを務められた石弘之氏。石さんの本は偶然にも最近読んだばかりでしたが実際にお話を聞いて、パワポを見て、改めてアフリカの厳しい現状を知りました。
まず、「エチオピアコーヒー生産国の悲劇(Black Gold)」というイギリスのTV局が制作した映画の上映がありました。
コーヒーの価格はNYとロンドン市場に大きく左右され、巨大多国籍企業であり、焙煎企業であるクラフト、ネスレ、プロクター・アンド・ギャンブル (P&G)、サラリーの4社が価格低迷を不当にも維持しています。
市場価格の低迷により一番影響を受けるのは、生産者。エチオピアの生産者は豆1キロあたり1ブル(約12円)しかもらってないそう。キロ10ブル(120円)になるだけで、食事をとり、子供達を学校に通わせる事ができると言います。必要最低限の生活すらできていない現状です。
1キロの豆で80杯のコーヒーが作れるそうです。コーヒー一杯300円としても、商社を含むコーヒーの中間業者、焙煎業者がいかにぼろ儲けしているかが分かります。(参考:Oxfam スタバへの提言)
少しでも現金収入を増やすために、コーヒーの代わりにもっとお金になる麻薬の栽培を始める人もいます。
映画ではコーヒーのみでしたが、チョコ(カカオ)にしてもバナナにしても不当な安値のせいで、貧困にあえいでいる国の裏側には児童労働があります。貧困=低賃金、又は無償で働く子供を使う という構図が悲しいかなあるのです。また石さんのレポートにありましたが、アフリカでは今も奴隷として子供が売買されているそう。遠い国のコーヒーやカカオ農園に売られて働かされたり、売春させられたり、子供兵士として働いたり…
私も消費者や一般市民として、
・フェアトレード商品を買い推進する
・現状を知り、政府や国際機関に働きかけをする
・活動NGOを支援する
などできることから始めたいと思います。
アインシュタインが言った「無関心は罪である」という最後の石さんからのメッセージが心に染みました。
二つ目。
表参道から移動してアップル銀座店で行われたキャンドルナイトのイベントに行ってきました。
辻先生がいらっしゃるということでお話を聞いてみたかったのと、Bobinというネパールのアーティストの音楽にも興味があり行って見たところ、これまた素晴らしいイベントでした。
アコースティックな音と詩にBobinの魂みたいなのを感じました。声はEelsを彷彿とさせるような男っぽいステキな声でした。とにかくすっと心に入ってくるような音楽。
日本や他の先進国は石油や石炭など資源を使いまくり、流行を追い求め市場に溢れる物を買う。それが豊かであること、と思っている風潮があります。
Bobinさんは「ビスターレ!ビスターレ!」 (ネパール語でゆっくり!ゆっくり!)という言葉を流行らせたいそう。去年ネパールの山登りで私たちも連呼してましたが、行き急がなくても、物を買い求めたり電力を消費しなくても豊かで穏やかに生きることができるよ、って事でしょう。
私も普段、電気をつけるし、TVも見る、旅行に行くときは、飛行機を使いCO2を出しまくっている。その生活全部が否定されるわけじゃないし、必要なときもある。だけどなるべくムダをやめてスローライフをもう一度考えなおそ。
ということで、夏至にはちょっと早いけど、今日から早速ミニキャンドルナイトを自宅で始めました。ろうそくのやさしい光の中で食事したら癒されますよ~。
Bobin HP
http://bobinblog.seesaa.net/
一つ目。
昨年に続き、国連大学大学で行われた児童労働反対デーにボラ仲間と一緒に参加してきました。http://stopchildlabour.jp/
今年のシンポジウムのスピーカーは、アフリカ児童政策フォーラム理事のベケレ氏と、北大教授で元朝日新聞でアフリカ特派員などを務められた石弘之氏。石さんの本は偶然にも最近読んだばかりでしたが実際にお話を聞いて、パワポを見て、改めてアフリカの厳しい現状を知りました。
まず、「エチオピアコーヒー生産国の悲劇(Black Gold)」というイギリスのTV局が制作した映画の上映がありました。
コーヒーの価格はNYとロンドン市場に大きく左右され、巨大多国籍企業であり、焙煎企業であるクラフト、ネスレ、プロクター・アンド・ギャンブル (P&G)、サラリーの4社が価格低迷を不当にも維持しています。
市場価格の低迷により一番影響を受けるのは、生産者。エチオピアの生産者は豆1キロあたり1ブル(約12円)しかもらってないそう。キロ10ブル(120円)になるだけで、食事をとり、子供達を学校に通わせる事ができると言います。必要最低限の生活すらできていない現状です。
1キロの豆で80杯のコーヒーが作れるそうです。コーヒー一杯300円としても、商社を含むコーヒーの中間業者、焙煎業者がいかにぼろ儲けしているかが分かります。(参考:Oxfam スタバへの提言)
少しでも現金収入を増やすために、コーヒーの代わりにもっとお金になる麻薬の栽培を始める人もいます。
映画ではコーヒーのみでしたが、チョコ(カカオ)にしてもバナナにしても不当な安値のせいで、貧困にあえいでいる国の裏側には児童労働があります。貧困=低賃金、又は無償で働く子供を使う という構図が悲しいかなあるのです。また石さんのレポートにありましたが、アフリカでは今も奴隷として子供が売買されているそう。遠い国のコーヒーやカカオ農園に売られて働かされたり、売春させられたり、子供兵士として働いたり…
私も消費者や一般市民として、
・フェアトレード商品を買い推進する
・現状を知り、政府や国際機関に働きかけをする
・活動NGOを支援する
などできることから始めたいと思います。
アインシュタインが言った「無関心は罪である」という最後の石さんからのメッセージが心に染みました。
二つ目。
表参道から移動してアップル銀座店で行われたキャンドルナイトのイベントに行ってきました。
辻先生がいらっしゃるということでお話を聞いてみたかったのと、Bobinというネパールのアーティストの音楽にも興味があり行って見たところ、これまた素晴らしいイベントでした。
アコースティックな音と詩にBobinの魂みたいなのを感じました。声はEelsを彷彿とさせるような男っぽいステキな声でした。とにかくすっと心に入ってくるような音楽。
日本や他の先進国は石油や石炭など資源を使いまくり、流行を追い求め市場に溢れる物を買う。それが豊かであること、と思っている風潮があります。
Bobinさんは「ビスターレ!ビスターレ!」 (ネパール語でゆっくり!ゆっくり!)という言葉を流行らせたいそう。去年ネパールの山登りで私たちも連呼してましたが、行き急がなくても、物を買い求めたり電力を消費しなくても豊かで穏やかに生きることができるよ、って事でしょう。
私も普段、電気をつけるし、TVも見る、旅行に行くときは、飛行機を使いCO2を出しまくっている。その生活全部が否定されるわけじゃないし、必要なときもある。だけどなるべくムダをやめてスローライフをもう一度考えなおそ。
ということで、夏至にはちょっと早いけど、今日から早速ミニキャンドルナイトを自宅で始めました。ろうそくのやさしい光の中で食事したら癒されますよ~。
Bobin HP
http://bobinblog.seesaa.net/
ラベル: ボランティア・フェアトレード