スターバックスに物申す(?)
先週OxfamのMake Trade Fairからエチオピアのコーヒー豆についてスターバックスに商標登録を受け入れるメールを送ろう!というメールが来ました。
内容としては、こうです。
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エチオピアなど現地コーヒー生産者は、大手コーヒーチェーンが売るコーヒー1杯につきたった3セントしか稼ぎがありません。しかしスターバックスのようなコーヒーチェーンは莫大な利益をあげています。(今年はネットレベニューで58億ドル)
エチオピア政府は、生産者の手にする利益を少しでも改善するために、スターバックスにコーヒー豆(idamo, Yirgacheffe, and Harar)の商標を認めるように申請しているが、スターバックスはこの申請を受け入れていない。(以下略)
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エチオピアが商標を得る事で、コーヒー生産者は業者と価格の交渉をしやすくなり、不当な利益シェアを改善する事ができると言います。
Oxfamでコーヒーチェーンゲームと言うゲームがあります。その中で、コーヒー一瓶の最終価格から受け取る利益の割合がでてきます。(フェアトレードではない通常の取引の場合のシェア)
コーヒービジネスの場合、生産者(農民)が手にする事ができるのは総利益の中でよくて10%。輸入業者が10%、輸送会社及び焙煎業者が55%、小売り業者が25%。
(図 New Internationalist332号よりhttp://www.newint.org/issue322/facts.htm)
生産者は本来10%のシェアでは食べていけません。生産者と言っても雇用主1人の問題ではなく、雇用者の数からするとこの10%の利益をみんなでシェアするには到底足りない額です。
Oxfam他のNGOが言うには、エチオピアがこのコーヒー豆の商標権を得る事ができたら、生産者がコーヒーの価格を正当に交渉でき、多くのコーヒー生産従事者と家族を貧困から救え、子供達が学校に通ったり、医療設備も整える事ができると言います。エチオピアは一日1ドル以下で生活する人が人口の75%、その多くがコーヒー農業に携わっています。
私はコーヒー中毒といってもいいほどコーヒー好き。その中でもスタバは大好き。美味しいし、店員さんの対応もいいし、大好きなJazzが流れていてとっても心地いい空間。イギリスにいた頃は、週末の朝、ソファーに座って新聞や雑誌を何時間も読んでいたものでした。そんなスタバでもフェアトレードコーヒーを扱う事になり益々ファンになっていた今日この頃。でもスタバのフェアトレードコーヒーって実は全部が全部じゃなくて、店頭で飲むものは、フェアトレードコーヒーが欲しいと注文しないと出てこないんだよね。ってことはいつも飲んでいるコーヒー、実はコーヒーを飲む事によって逆に生産者を苦しめているのかな。。。
この一件(スタバ)に限らず、それからコーヒーに限らず、そして輸入取引に関わらずだけど、いつも弱者は生産者です。
うーん、不当な取引を何とかしたい!と思ってるけど私たちにできることって一体何だろう。やはり消費者としては、少しでも生産者を救済できるならフェアトレード商品を買う、逆に公正取引をしていない業者なら不買運動をする、くらいしか思いつきません。今までスーパーでも安ければいいと思ってたけど、これからは注意してみよう。
Oxfamのような呼びかけなら多くの人の署名により大企業をも動かす事ができるかも知れません。
ということで私も早速署名してメールを送りました。
今回のこのエチオピアコーヒー豆の一件、スターバックスの言い分はまた違うみたいだし、個人個人それぞれ思うところも違うと思いますが、Oxfamの活動に賛同される人は是非こちらから署名を送ってみてください。
↓
http://act.oxfamamerica.org/campaign/starbucks_mtf
ちなみに私がよく行くフェアトレードのお店(People Tree)がちょうどフェアトレードキャンペーンをやっています。
http://www.peopletree.co.jp/
内容としては、こうです。
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エチオピアなど現地コーヒー生産者は、大手コーヒーチェーンが売るコーヒー1杯につきたった3セントしか稼ぎがありません。しかしスターバックスのようなコーヒーチェーンは莫大な利益をあげています。(今年はネットレベニューで58億ドル)
エチオピア政府は、生産者の手にする利益を少しでも改善するために、スターバックスにコーヒー豆(idamo, Yirgacheffe, and Harar)の商標を認めるように申請しているが、スターバックスはこの申請を受け入れていない。(以下略)
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エチオピアが商標を得る事で、コーヒー生産者は業者と価格の交渉をしやすくなり、不当な利益シェアを改善する事ができると言います。
Oxfamでコーヒーチェーンゲームと言うゲームがあります。その中で、コーヒー一瓶の最終価格から受け取る利益の割合がでてきます。(フェアトレードではない通常の取引の場合のシェア)
コーヒービジネスの場合、生産者(農民)が手にする事ができるのは総利益の中でよくて10%。輸入業者が10%、輸送会社及び焙煎業者が55%、小売り業者が25%。
(図 New Internationalist332号よりhttp://www.newint.org/issue322/facts.htm)
生産者は本来10%のシェアでは食べていけません。生産者と言っても雇用主1人の問題ではなく、雇用者の数からするとこの10%の利益をみんなでシェアするには到底足りない額です。
Oxfam他のNGOが言うには、エチオピアがこのコーヒー豆の商標権を得る事ができたら、生産者がコーヒーの価格を正当に交渉でき、多くのコーヒー生産従事者と家族を貧困から救え、子供達が学校に通ったり、医療設備も整える事ができると言います。エチオピアは一日1ドル以下で生活する人が人口の75%、その多くがコーヒー農業に携わっています。
私はコーヒー中毒といってもいいほどコーヒー好き。その中でもスタバは大好き。美味しいし、店員さんの対応もいいし、大好きなJazzが流れていてとっても心地いい空間。イギリスにいた頃は、週末の朝、ソファーに座って新聞や雑誌を何時間も読んでいたものでした。そんなスタバでもフェアトレードコーヒーを扱う事になり益々ファンになっていた今日この頃。でもスタバのフェアトレードコーヒーって実は全部が全部じゃなくて、店頭で飲むものは、フェアトレードコーヒーが欲しいと注文しないと出てこないんだよね。ってことはいつも飲んでいるコーヒー、実はコーヒーを飲む事によって逆に生産者を苦しめているのかな。。。
この一件(スタバ)に限らず、それからコーヒーに限らず、そして輸入取引に関わらずだけど、いつも弱者は生産者です。
うーん、不当な取引を何とかしたい!と思ってるけど私たちにできることって一体何だろう。やはり消費者としては、少しでも生産者を救済できるならフェアトレード商品を買う、逆に公正取引をしていない業者なら不買運動をする、くらいしか思いつきません。今までスーパーでも安ければいいと思ってたけど、これからは注意してみよう。
Oxfamのような呼びかけなら多くの人の署名により大企業をも動かす事ができるかも知れません。
ということで私も早速署名してメールを送りました。
今回のこのエチオピアコーヒー豆の一件、スターバックスの言い分はまた違うみたいだし、個人個人それぞれ思うところも違うと思いますが、Oxfamの活動に賛同される人は是非こちらから署名を送ってみてください。
↓
http://act.oxfamamerica.org/campaign/starbucks_mtf
ちなみに私がよく行くフェアトレードのお店(People Tree)がちょうどフェアトレードキャンペーンをやっています。
http://www.peopletree.co.jp/
ラベル: ボランティア・フェアトレード